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玄箱 Debian 5.0 (lenny) 化

今更ですが、玄箱 Debian 5.0 (lenny) 化しました。
とうの昔に引退させていた初代玄箱ですが、復活させてみました。
4.0の状態まではアップしていましたが、設定など綺麗にしてしまおうと、リカバリからやり直しました。

とりあえず、4.0なイメージが存在する様子なので4.0でリカバリを実施するも何故かエラーが発生してリカバリできず。
3.0なDebian化キットであれば問題ないので、とりあえず3.0化。
kuro_102.zip を利用しリカバリ。(Debianイメージは、玄箱うぉううぉう♪ で公開されているものを利用)
イメージファイルを差し替えて、実行するだけの簡単作業です。
リカバリ後は、IPアドレス:192.168.0.100、ユーザ:tmp-kun/tmp-kun、root/adminでログインする形になります。

ここからが 5.0化の話になります。

1.まずは、パーティションの切り直しを行います。
hda3がデータ領域に割り当てられていますが、いったんumountしcfdiskで以下の様に作成しなおします。(fdiskではなくcfdiskです。fdiskはコマンドが入ってなかった。。。)
パーティションサイズ用途
/dev/hda1256 MB ~ 2 GBブート用
/dev/hda2256 MBスワップ領域
/dev/hda34 GB 程度?lenny 用
/dev/hda4残り全部データ用
パーティションを作成しなおしたら、ext3でファイルシステム作成まで済ませておきます。
udevがまだ無かった時代のKernelが動いているので、再起動しないとhda4が見つかりません。

2.5.0(lenny)化の為のファイル一式を入手します。
Revulo's Laboratory
Genbako kernel collection (もしくはそのミラーサイト)
3.入手したファイルの配置先はこんな感じ。
/boot ディレクトリ
  • loader.o
  • Linux 2.6 のカーネルを展開
/mnt ディレクトリ (/dev/hda3 の / ディレクトリ)
  • lenny のイメージファイルを展開
/mnt/lib/modules ディレクトリ (/dev/hda3 の /lib/modules ディレクトリ)
  • カーネルモジュールを展開

/etc以下の kuro_load_param ファイルの以下箇所を編集。
OPTIONS="root=/dev/hda3"

loader.o を利用してKernel 2.6系をブートする仕組みですね。
一時期 loader.o が流行った記憶があるが、存在自体忘れていた。
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