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XenDesktop でESX 4.0をvCenter無しで利用する

訳あって XenDesktop やら XenApp やらを弄っていたりしています。
ハイパーバイザーに、XenServerを使っても良いのですが、すべてを自宅検証マシン(ESXi 5.0)上に用意したかったのでESX 4.0(ESX on ESXi)を利用してみました。
XenDesktop自体は、XenServer、VMware ESX、MS Hyper-V をサポートしているのですが、VMwareを利用する場合は、vCenterが必要なのだろうと思い込んでいました。
が、VMware ESX 4.0 では、必要になる機能は搭載されており、vCenter無しでも利用できる模様。

で試してみた。
が、設定を弄らないと繋がらない事が判明。
繋がらない原因は、ESXでデフォルトで導入されるSSL証明書がサーバ名と一致していない状態になる為との事で、証明書を作り直すかHTTPでのアクセスにしてしまうかが必要。
SSL証明書を作り直すのは面倒なので、とりあえずはHTTPで繋げられる様に修正。

ESX上でHTTPをサポートするようにWebプロキシサービスに変更するには、
/etc/vmware/hostd/proxy.xml ファイルの以下箇所を編集します。
<e id="1">
  <_type>vim.ProxyService.NamedPipeServiceSpec</_type>
  <accessMode>httpsWithRedirect</accessMode>
  <pipeName>/var/run/vmware/proxy-sdk</pipeName>
  <serverNamespace>/sdk</serverNamespace>
</e>
青文字箇所を「httpAndHttps」に変更します。
<e id="1">
  <_type>vim.ProxyService.NamedPipeServiceSpec</_type>
  <accessMode>httpAndHttps</accessMode>
  <pipeName>/var/run/vmware/proxy-sdk</pipeName>
  <serverNamespace>/sdk</serverNamespace>
</e>
設定編集後、vmware-hostdサービスを再起動し設定を反映させます。
# service mgmt-vmware restart
XenDesktopの設定を行う際、次に進める様になります。
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