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CubietruckをSDからLubuntuをブートする

またcubieboard.orgのダウンロードページが変わって入手先がわかりにくくなってしまった。
ので、メモっておきます。
ダウンロードページのリンクをそのまま辿って行くとNAND版イメージに行き着いて、SD版イメージに行き着いてくれません。

今回は、Cubietruck(Cubieboard3)です。
SDカードに直接ddで書き込めるイメージはまだ公開されていないので、自分で作成する必要があります。
その際、Windowsでは出来ない為、Linux環境などUNIX系環境を用意してください。(vmwareなど仮想環境で用意する場合は、SDに対し仮想環境からアクセスできる事に注意してください。)
今後そのまま書き込めるイメージも公開されるとは思いますが、いつ登場するかは不明です。


入手するデータはここからダウンロードできます。
http://dl.cubieboard.org/software/a20-cubietruck/lubuntu/ct-lubuntu-card0-v1.00/
Desktop版とServer版の2種類存在するので注意ください。

SDの作成方法はここに記載があります。
http://docs.cubieboard.org/tutorials/ct1/installation/install_lubuntu_desktop_server_to_sd_card
手順途中に記載されているダウンロードリンクはDesktop版のものになっています。


一応は実施した手順をメモっておきます。
1. ブートローダの書き込み
$ sudo dd if=/dev/zero of=/dev/sdX bs=1024 seek=544 count=128
$ sudo dd if=u-boot-sunxi-with-spl-ct-20131102.bin of=/dev/sdX bs=1024 seek=8
2. パーティション作成
ガイドとして以下の様になっている訳ですが、fdiskがセクタで切れるかは微妙で何故かセクタ指定ができない場合もあります。
ブートローダを壊さない用に先頭を空けてパーティションをきれば問題ありません。
・1st partitions start from 2048 sectors, 64MB in size
・2nd partitions just keep it all default

あとは、ファイルシステムを作成してください。
第1パーティションはFAT16の方が便利そうですが、ガイドに従いext2で試しました。
ubootはFATも見れる筈なのでFAT16でも起動はすると思います。(試していませんが)
$ sudo mkfs.ext2 /dev/sdX1
$ sudo mkfs.ext4 /dev/sdX2
3. ファイルシステムのデータ展開
$ mkdir /tmp/sdX1 /tmp/sdX2
$ sudo mount -t ext2 /dev/sdX1 /tmp/sdX1
$ sudo mount -t ext4 /dev/sdX2 /tmp/sdX2
$ sudo tar -C /tmp/sdX1 -xvf bootfs-part1.tar.gz
$ sudo tar -C /tmp/sdX2 -xvf rootfs-part2.tar.gz
$ sync
$ sudo umount /tmp/sdX1
$ sudo umount /tmp/sdX2
初回起動時に、ファイルシステムの拡張できるかのチェックが掛かっていたので、第2パーティションは小さく造っていても問題ないのかもしれませんが、初めから全体サイズで作っても手間は変わらないので。。。
Cubietruckはメモリ2G搭載機なので、swapは不要かもしれませんが、swapファイルが必要であれば自分で作成する必要があります。
あとはUbuntuと同じですね。
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