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RB750GL後継機hEX(RB750Gr2)はRB750GLと比べて

発売開始されてから日が経つので既に入手されている方も多いかと思いますが、まだ購入されていない方の参考になればと思います。
安価に入手できるRouterBOARD入門機として役目を担ってきたRB750GLの後継機hEX(RB750Gr2)は、果たしてRB750GLに比べて良くなったのだろうか?
RB750GLの在庫を買うべきか、後継機のhEXを買うべきか悩んでいる人もいるでしょう。

1000BASE-T 5ポートの無線/USB非搭載モデルである点は同じなのですが、その中身は全く違うものとなっています。
外箱はいつも通りです。


ケース自体は使いまわしになります。
同じだと積みやすいので変わらずほっとしています。


見た目もシンプルですね。この感じは好感が持てます。
WANポートがPoE inになりました。
PoE inになったメリットが個人的にはあまりないのですが、各机から電源が一本無くせると考えればありなのでしょうか。
どちらかと言えば、RB750Gr2のPoE inはお試しという位置づけなのだろうか。


基板設計は、hAP系と同じ方針の様です。
RJ45ジャックはメタル仕様に変更されました。
今回は、2チップ共にヒートシンクが付けられました。
クロックも上がった事による考慮もあると思われます。
USBはパターンは存在するが抵抗、コネクタは付いていません。
しかし、半田すれば動くと思われます。表面実装系部品はまとめ買いしないといけないのでお買い物後に試したいと思います。

後で比較表にも記載していますが、FlashがNANDからSPI Flashに変わりました。 張り替えハックは容易となったものの、容量は減ってしまいました。
OpenWrt化ハック目的の方は、Flash張り替えかRB750GLの在庫分を買った方が良さそうです。(hEXはまだOpenWrt対応していないとおもわれる)

シリアルはパターンあり。(ただしRouterBOOTで殺されているのでコンソールには入れません)
JTAGはスルーホールで存在、QCA9556のハックをされる方には便利です。


裏面はシンプル、部品実装は片面に纏められています。
MACアドレスの記載は一つに減りましたが、5個割り当てられているので心配の必要はありません。



では比較を表にしておきます。
RB750GL、hEX比較
RB750GL hEX(RB750Gr2)
CPU AR7242-AH1A(400MHz) QCA9556(720MHz)
RAM 64MB 64MB
Flash NAND 64MB SPI Flash 16MB
Ethernet ports 5 5
USB none none
PoE in none Yes

SPI FlashにはWinbond 25Q128が使用されています。
64MB版に張り替えも可能と予想しています。
64MBにできればhEXは処理速度が上がっているのでRB750GLと悩む必要は無くなりそうです。
Flash張り替えを早急に確認が必要になりました。
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