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Raspberry Pi Zeroのケース色々

未だ日本での入手が困難な状況が続いているRaspberry Pi Zeroですが、購入する際にケースを買い忘れてケース難民な方がそれなりに発生していると聞いて、2種類のケースを比較してみました。
Raspberry Pi Zeroのケースは、本体の形状もろもろからもアクリル板のパターンが多い様に見える。
今回、Raspberry Piケースとして定評のあるPibow Zero CaseをPimoroniから、Raspberry Pi登場当初から入手のしやすさと独自パーツを多く出しているModMyPiからModMyPi Pi Zero Caseを入手しました。

左がPibow、右がModMyPiになります。
扱い方により好みが分かれそうですが、個人的にはModMyPi側が好きです。


ケースサイズはほぼ同じです。
Pibow側のUSB、HDMI端子側の両端飛び出している箇所分だけPibowが大きいです。
さほど変わりません。
ModMyPi側は、USBやHDMI等に文字やマークが彫刻されていますが、彫刻精度は良くありません。
これなら彫刻無い方が良かったかなと思います。


Pibow側のネジの皿が完全に出ているのに比べ、ModMyPi側はアクリル板に埋め込まれているのが解るだろうか。
この分だけModMyPi側は薄く仕上がっています。
また、Pibow側はSoC廻りが中空となっていますが、ModMyPi側はアクリルで埋まっています。
SoCの熱の影響が出るか気になる点ではあります。


Pibow側ではmicroSDスロットが隠れてしまう為、microSDの入れ替えを行う際はケースを開けないといけないですが、ModMyPi側はそのままアクセスできます。
頻繁にmicroSDを書き換えたりする場合は、ModMyPiのケースが向いているといえるでしょう。
逆にmicroSDが抜けて欲しくない(取り出せないで欲しい)場合はPibowが向いているといえます。


ModMyPi側が綺麗に収まって薄くなっている事が解るでしょうか。
この薄さというか、余計なでっぱりが無くなる利点は大きいと思います。(スッキリ感がはんぱない)



後から入手したModMyPi Pi Zero Case側の開封記。
組み立て方が相変わらず見つかりにくいMidMyPiなので、今回ぐらいのパーツ数で良かったです。
箱は馬鹿でかいですが、中身は小さいです。
緩衝材がいっぱい詰まっている訳でもなく、なぜ箱をこのサイズにしたかと聞きたくなります。


含まれるパーツはこれだけ。シンプルですね。
ネジは1セット多く入っています。


アクリル板を良く見て頂ければと思いますが、ネジの皿が入る様にアクリルを削ってあります。
削りをレーザーで行っているのか少しザラザラで粉も出ています。
少し掃除してから使用した方が良いかもしれません。


組み立てるとPibowとほぼ同じ感じに仕上がります。
SoC箇所に隙間が開けてあるのが特徴的ですが、中の黒い板が熱で影響を受けないか少し心配です。(Pibowの様に中板は中空になっていて欲しかった気持ちです)


大きな違いとしては、microSDにケースを開けなくてもアクセスできる事です。
これは、Pibowにはない利点です。(逆に抜けないで欲しい場合はPibowの方が利点になりますが)


ネジ廻りが飛び出してないので、ほんと薄く仕上がってくれるのが嬉しいです。

PibowとModMyPiのどちらが良いという事は言えませんが、どちらを買うか選ぶ参考になればと思います。
また、他のケース情報等あればコメント頂ければと思います。
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