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自宅 ESXi 7.0 環境としての HP Thin Micro TM200

自宅 ESXi 7.0 環境としての HP Thin Micro TM200 について、
最近ヤフオクで出回ってるんですよね。
iLO4が付いてて、M.2 2280スロットがあって、3.5 SATAが2個入って、サイズが小さいピザサイズ。
自宅向けじゃないですか?


仕事でサーバとか触ってると、自宅でも ESXi を使う事がたまにあると思いますが、ESXi 7.0からNICの要件が厳しくなったので、6.7のままというパターンがあったと思います。
6.7だと、net55-r8168を使って、RealtekなNICでも動かす事が出来たので、安鯖にESXiを入れていたというパターン。
ESXi 7.0では、この方法は使えなくなったので、USBで対応したNICなり、PCIeに対応したNICなりを追加しないといけない訳で、それでオンボードのNICは使えないという勿体無い感。
そんなこんなでESXi 7.0を使えないまま過ごしていました。
なのですが、偶然ヤフオクでTM200を見かけて、オンボードがIntelチップなので、ESXi 7.0も一応使える。
3.5 SATA 2個となってるので、ちょっとストレージが貧弱かと思ったが、M.2 2280 NVMeが実は付いているという事で手を出してみました。



薄っぺらいですね。ちょうど1Uといった処ですかね。
前面はUSBが2ポート、裏は写真とってないけど、RJ45が3ポート(1つはiLO用)
デフォルトだと、WAN/LANポート1がiLOと共有ポート設定なので、WAN/LANポート1にケーブルを刺しておかないとiLOにアクセスできない。
はじめ迷ってしまった。
NICが2ポートあるのは、自宅でESXiするには便利ですね。
1ポートでもVLANで頑張る方法もありますが、試せないのが増えるのでこれは嬉しいです。


入手前に一つ心配だったのは、この頃には既にiLOのデフォルトパスワードが個体毎に違うはずなので、パスワードが解るか気にしたのですが、本体のラベルに書かれてたので問題なかった。
これは中古で入手して困らない。困るのはFANの交換ぐらいだろうか。


M.2 2280はネジが無い。
あと、M.2 2280があるって情報が無かったけど、まぁ使えるなら使います。
3.5 SATA 2個がかなりの面積とってますね。
冷却が大丈夫か心配になってしまいますが。FANは1個だけの様にみえます。フルでFANが廻ると煩いですね。ここは少し課題です。


メモリスロットは2枚なので、32GB 2枚にするか、16GB 2枚にするか悩みますね。
ちょっとここは財布と相談する処です。
元々付いてたのは8GBでした。


無事にESXi 7.0u3が入った様子。
これで、自宅ESXi環境として悪くない気がします。
ヤフオクでTM200本体とメモリ、SSDは別途買うとして、1台6~7万に収まるならありではないでしょうか。
NUCという手もありますが、NUCは結構高いし、ストレージを複数できない事が多いしという点があるので、TM200はいい線いってるかと。
決め手は、iLOがある事ですが。


ちなみに、iLOのVirtual MediaでESXi 7.0入れようとしたら予想以上に遅くて、インストール用USB作ってやりなしました。
どうやら、クライアントのisoを使うのは使い物にならない模様。httpサーバ上に置くとかしないと使い物になりません。
ML110 G6のLights-Out 100iはそんな遅かった記憶は無かったけど、ちょっと残念。


まぁ、全体としては、自宅ESXi機として満足。
発熱はこれからじっくり見ていきますかね。
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