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DD-Wrt(x86) on vmware

DD-Wrt(x86)をvmwareで動かしたら繋がらない的なつぶやきが見えたので試してみた。
DD-Wrtは、BUFFALOの市販ルータなどのカスタムファームウェアとして広く知られているので、DD-Wrt自体の説明は必要ないと思われるが、一応x86アーキテクチャ用も用意されていた。
(自分もx86があるとは思っていなかった。正確にはx86アーキテクチャ版の存在は知っていたが、AT互換アーキテクチャ版があるとは知らなかった)


で、ふとDD-WrtをVMで動かすと通信できなかった的なつぶやきを見て、そんな馬鹿なと試してみました。

vmware用のイメージは配布されていないので、rawイメージをまずはダウンロードしてくる。
今回、僕が試したのは、DD-Wrt 24 preSP2 [Beta] Build 14896 です。
利用イメージファイルは、「dd-wrt_public_vga.image」です。
FULLとなっている物は、ActivationCodeが必要なのでpublicを利用します。
セッション数に制限があるみたいなので注意が必要です。

ダウンロードしてきたイメージはraw形式なので、vmwareで利用できるvmdk形式に変換します。
QEMUのコマンドを利用すると簡単に出来るかと思います。
# qemu-img convert -f raw dd-wrt_public_vga.image -O vmdk dd-wrt_public_vga.vmdk

vmxファイルは、openWrt用に作成したファイルを少し修正して使用します。
作成したファイルはこんな感じです。
dd-wrt_public_vga.vmx

初期設定では
ユーザ/パスワードは、root/admin。
Interfaceは、WANにeth0、LANにeth1が割り当てられ、eth0とeth1がブリッジされbr0が定義されています。
初期IPである192.168.1.1はbr0に割り当てられており、コンソールからifconfigで適当なIPに変えて、Web管理画面に繋げればIP設定など変更が可能です。
注意するべきは、eth0からアクセスしても正常に管理画面に繋げません。eth1側から接続する必要があります。
(WANとして割り当てられているので通信に制限が入っています。※一瞬管理画面が見えますが、フィルタ洩れだと思われます。。。)
また、Gekkoエンジンでのブラウザでは挙動がおかしい場合があります。原因は不明。

では愉しいDD-Wrtライフを。
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