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BPI-M3(Banana Pi)はいつのまにか出ていたオクタコア

そんなバナナと思っていたBanana Piですが、期待していたBPI-M3が既に出ていました。
Banana Pi(Allwinner A20)自体は、昨年上海問屋で取り扱われる等あったので説明不要と思いますが、Raspberry Piに似たARMボードです。
その後継というか最新機が既に出ていました。
上海問屋さんでは初期のボードしか扱っていない様でクアッドコア搭載モデルも扱っていないので、入手自体は自分で行うしかなさそうですが、1万程度でオクタコアが入手できてしまうようになりました。


基本スペックはこの様な形になりますが、いくつか注意して頂きたい。
CPU A83T ARM Cortex-A7 octa-core,512 KB L1 cache 1 MB L2 cache
GPU PowerVR SGX544MP1
Memory 2GB LPDDR3
Storage MicroSD, SATA
Network 10/100/1000Mbps (Realtek RTL8211E/D)
WiFi 802.11 b/g/n (AP6212), BT 4.0
Video HDMI 1.4 DHCP 1.2
USB 2x USB 2.0, USB OTG

  • CPUはCortex-A7のOata-coreであり、big.LITTLE構成ではありません。
    これは、big.LITTLE構成で想定の性能が出ずにがっかりした人には魅力的なのではないでしょうか。
    Allwinner A80搭載のCubieboard4と比べた場合、体感速度自体は今回入手したBPI M3の方が速い様に感じられます。
  • Memoryは2GB搭載、安価なARMボードは1GBモデルが多い為、2GB搭載はLinux箱として鯖用途に利用するには重要となります。(仮想化で遊ぶには2GBは必ず欲しい処)
  • Erhernetは1000BASE-T。
    100BASE-Tのボードも多いので、これも大切になります。もちろん1Gbps出る事を期待してはいけません。
  • StorageのSATAはUSB Bridge構成なので、Allwinner A20等に搭載されていたものに比べると遅くなります。SATAはあくまでおまけと考えた方が良いです。
    SATA目的の場合は、初期のBanana Piの方が良いでしょう。
  • WiFi搭載という事で、日本国内での販売の障害になっていると思われます。
    入手された方もWiFi、BTは有効にしない様に注意しましょう。電波法に抵触する事になります。

Allwinner A80はメタルパッケージでしたが、Allwinner A80Tはセラミックパッケージに戻りました。
発熱を考えるとヒートシンクは付けておきたい処です。



起動してみました。
起動画面がM2の頃から変わった気もしますが、気のせいですかね。
まぁ、HDMI繋いだ初回起動1回しかみないのでどうでもいいですね。


8匹ペンギンがならびました。
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