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RasPi3 Element14製とRS製どっちを選ぶ?

Raspberry Piと言えば、Element14製とRS製のどっちを買うかという好みの話がありますが、どっちが優れているとかいう事はなく、本当に好みの問題だろうというお話。

極論どっちを買ってもRaspberry Pi 3はRaspberry Pi 3である。
当たり前なのですが、どっちが性能がいいとかいう話は無い。(使用部品の関係で耐久性が変わってくるだろう、とか話はあるのだが、無線性能が変わるとかはほぼ無視できる筈(でないとTELECの問題が発生する))
どっちを買おうか迷った場合、普通に入手しやすさ、価格の違いで選べば良いと思われる。

Raspberry Pi 3でもElement14製とRS製で何が違うのだろうか見ていきましょう。


一番異なるのは、Element14製は技適認証マークが印刷(写真にはシールが無いが、現在日本で購入すると付いている)、RS製は技適認証マークがシール。
RSは出荷に印刷が間に合わなかったのだろう。今後出荷されるものにはパッケージに印刷されるのではないかと予想される。
Element14製は初期ロットではどうだったか不明だが、日本国内に入り出した頃から付いていたので、対応が早かった。


内容物の違いは、Quick Start Guideの有無。
Element14製には含まれるが、RS製には付属していない。
必要なものかと云われれば、無くても困らないものなので、どちらを選んでも良いだろう。


Element14製は2枚構成。
内容自体はRS製と変わらない。(Quick Start Guideも本当に起動するまでの事なのでなくても困らない)

RS製は1枚のみ。
内容はElement14製と変わらない。



ここからが一番みたいのだろう基板。
使用部品の違い、シルク印刷の違い等はあるものの、大きく異なる箇所は無さそう。
パターンの太さが若干異なる気もしなくもないが、レジストの関係でそう見えるだけなのだろう。


やはり裏面も大きくは変わらない。
テストパターンにはんだが盛られているかの有無が一番大きい違いの様に見える。
Element14製については、パターンがそのまま放置されている。
テストパターンにプローブを当てる使い方をする場合は、Element14製の方が扱いやすいという事になる。
RS製ははんだを盛っている分だけ酸化を防げるかもしれないが、綺麗に全体に盛られているとは言いにくいので、個人的にはElement14製の方が好み。
この好みはごく一部の人にもの影響するものだろう。



ほんと、Element14製とRS製のどちらを選ぶかは好みの問題。
どっちを選んでもいいんじゃない?ってのが僕の意見です。

パッケージにしか技適マークが付いてないとか色々と話題に尽きないRspbery Pi 3ですが、基板にIDも付いてるし、スペース的問題等がある場合パッケージ側に付いていればとりあえずは問題ないと緩和された記憶もあるので、技適は問題ないと思われる。
正確な情報は総務省に確認するのが良いのだが、スイッチサイエンスさんあたりがみっちり確認していそうなので、スイッチサイエンスさんの見解を見ておけば心配はなさそうな予感はしています。
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