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aitendoの1.8インチTFT液晶をRasPiで使う

aitendoで販売されている1.8インチTFT液晶をRaspberry Piにつなげてみました。
使用した液晶は、T18003T01になります。
この液晶は、電源、信号電圧共に3.3Vで稼動できる為、電圧レベルの変換が不要なので便利です。
コントローラには、ST7735Bが採用されており、この手の液晶では多く出回っているので情報も豊富です。
信号はパラレルではなく、SPIで制御可能なので結線も少なくて済みます。

結線については、以下の様になります。
配線が多い様に見えますが、電源を除けは少ないです。
T18003T01Raspberry Pi
1.NC
2.GNDGND
3.LED-KGND
4.LED-A3.3V
5.GNDGND
6.RESETGPIO25
7.RSGPIO24
8.SDAMOSI
9.SCLSCLK
10.VCC(2.8〜3.3V)3.3V
11.VCC(2.8〜3.3V)3.3V
12.CSCE0
13.GNDGND
14.NC
半田付けする際は、フィルムケーブルを焼かない様に注意してください。必要に応じてフラックスを利用するといいでしょう。
今回はaitendoの変換基板を使用しました。(便利そうなのでRaspberry Pi用に基板を起こす予定。)

思ったより綺麗な発色しています。バックライトが少し明る過ぎる気もしますので抵抗を刺した方がいいかもしれません。
ConoHaちゃんを表示させてみました。


この結線方法ですが、実はSainsmart 1.8"と同様であり、コントローラも同じST7735を利用しています。(Sainsmart 1.8"はST7735Rで、今回使用したものはST7735B)です。
中国から直接仕入れれば液晶自体は400円しない代物ですので、安価にRaspberry Piの液晶を作成できそうです。

Sainsmart 1.8"と同様の仕様の為、fbtftも動作しました。(僅かに右端、下端が表示おかしいですが。これは型番RとBの違いなのか、もともとのドライバの問題かは不明ですが少しコードを直せばなんとかなります。)
Linux Framebuffer drivers for small TFT LCD display modules
動作はしますが、解像度は128x160しかない為、コンソール表示ではなく、プログラムから表示する様な使い方の方が向いているかもしれません。
ボタンを数個付けて、CobaltRaQみたいにしてもいいかもしれません。(ネタが古いですかね?)
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